愛犬のからだClose Up! 歯の巻

人間の歯が32本なのに対し、犬の歯は、全部で42本あります。犬にとって歯は、獲物を捕らえるときの武器であり、引き裂いて飲み込める大きさ、固さにするための大切な道具。また、仲間に感情を伝えるためのコミュニケーションツールでもあるのです。

犬歯

獲物を攻撃する時には、一番大きく鋭くとがった犬歯を使います。ものをしっかりくわえるのも、犬歯の役目。

切歯

人間の前歯にあたります。ものをかじったり、毛づくろいをするときに使います。年を取るにつれて摩耗するので、犬の年齢を推量するときの指標ともなります。

前臼歯

肉などをかみ切るときに使います。

後臼歯

人間の奥歯にあたります。固いものなどをすりつぶすときに使います。

歯を使って感情を伝える

歯は、人間にとっての武器のようなもの。気に入らない相手をちょっとおどそうとしているときには、しっぽを上げ、少しうなりながら、くちびるを上げて歯をちらりと見せます。威嚇の表情でにらみながら、歯も歯ぐきもむきだしていれば、攻撃態勢に入っているしるし。歯をカチカチ鳴らしていることもあります。相手が一歩も引かなければ、大げんかに!

しかし、しっぽを下げ、穏和な表情で口を開閉させたり、少し歯をカチカチさせている場合は、逆に「落ち着こうよ」というなだめの合図なのです。

 
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