愛犬との新しいライフスタイルを満喫したいと願う皆さまへ
すこやかで豊かな家族の暮らしに役立つ情報をお届します。
猫に比べて、犬の爪はあまり存在感がありませんね。犬に引っかかれた、という飼い主も少ないはず。でも、犬にとっても爪は、必要不可欠なパーツのひとつなのです。
犬の爪は足の先に4つ、人間の親指にあたる少し上の部分に1つあり、上の部分の爪は狼爪(ろうそう)と呼びます。後ろ足の狼爪は、退化してなくなっている犬種もあります。猟犬などでは、狩りの際に引っかかって邪魔になったり、けがをすることもあるため、生後まもなく切除する場合が多いようです。
犬の爪の中には、血管や感覚神経のある真皮が途中まで入り込んでいます。野生の状態であれば、地面を走り回るため爪は自然に摩耗するのですが、室内犬の場合は爪が伸びやすいので、ほどよい長さにカットする必要があります。
爪を切るときに真皮の部分まで切ると、出血したり痛みを感じます。爪を長く伸ばしすぎると、真皮の血管も爪に従って伸び、短く切るのが難しくなります。また狼爪は、地面で摩耗することがなく、カーブを描いて伸びるため、自分の肉球や皮膚に突き刺さってけがをすることもありますので注意しましょう。

犬の足は、人間でいえば指先にあたる部分だけを地面につけて、体を支えています。爪は、地面を走るときに土に食い込み、スパイクのような役割を果たします。猫のように、爪を内側に引っ込めたりすることはできないので、武器としてはあまり役立ちません。