おでかけレッスン with WAN:vol.1「ドライブ」


しつけ編

愛犬をドライブ好きにするトレーニングは、「慣らすこと」がポイント。車のにおい、ドアの開閉音やエンジン音、振動、密室であることなど、車特有の様々な刺激がありますので、これらになじませることが大切です。
個体差が大きいので、すぐに慣れる犬もいれば、なかなか慣れない犬もいます。子犬のころなら慣れるのも早いのですが、すでに成犬で車が苦手な場合は、無理をせず、毎日、少しずつステップアップしましょう。
ペット用の酔い止め薬もありますが、人に比べて効きにくいとも言われ、やはり慣らすのが一番です。

(1)車内環境に慣らす

まずは後部座席に抱っこして乗り、落ち着いていられるか、様子を見ます。

最初はエンジンをかけずに、車内の環境に慣らします。
小型犬なら膝の上に乗せて、後部座席に座ります(大型犬の場合は、荷台にセットしたケージの中に入れます)。やさしく声をかけながら体をなで、落ち着いていられたら、ほめてごほうびをあげましょう。
いやがるようなら、ドアを開けたままの状態で開始し、慣れてきたらドアを閉めて練習。車内の滞在時間も、5分、10分と徐々に延ばしていきます。

(2)ご近所ドライブから始めて、徐々に時間と距離を延ばす

愛犬が車内の雰囲気に慣れたら、実際にエンジンをかけてドライブしてみます。初めはご近所をまわる程度の軽いドライブから始めて、毎日、少しずつ時間と距離を延ばしていきます。いきなりの遠出は、車酔いの原因になるので、避けてください。

(3)犬はハウスに入れるかリード着用で、後部座席に

愛犬は、後部座席に乗せたほうが安全です。

ドライブ中、車内で愛犬を自由にしておくと、運転のじゃまをしたり、カーブや急ブレーキで体をぶつけたりして、大変危険です。ドアや窓を開けた隙に脱走!といった事故も招きかねません。
愛犬は後部座席に乗せたほうが安全です。ハウス(ケージやクレート)に入れて、シートベルトで固定しておけば、さらに安心。また、ハウスを使わない場合は、必ずリードでつないでおきましょう。

ハウスは、進行方向に向けて縦向きに置き、シートベルトでしっかりと固定。縦向きのほうが、犬が揺れを感じにくくラクなのです。

リードは、ヘッドレストに巻き付けるなどして、短くして固定。長いままだと、ドアを開けた際に飛び出し事故の原因にも。

(4)「車に乗ると、いいことがある」と思わせる

今日の行き先はドッグラン。到着地で楽しい思いをすると、ドライブ好きに。

ドライブ好きにするには、初めの印象が肝心です。無理やり車に乗せられていやな思いをしたり、動物病院など苦手な場所にばかり連れて行かれると、車嫌いの犬になってしまいます。
逆に、ドライブに行った先で楽しいことがあると、車がいい思い出と結びついて、ドライブが大好きになります。ドライブのトレーニングでは、車で公園に連れて行って遊んであげたり、ドッグカフェに寄っておいしいおやつをあげるなど、愛犬が「車に乗ると、いいことがある」と思えるような行き先を選びましょう。

 


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